肩書だけの役職ではなく、「みんなに認められる上司」でいることが大事ではありませんか?
部下が上司に求めているたった3つのことを意識するだけで、部下から認められる上司になる方法があります。
私は管理職7年目ですが、この期間に分野の違う複数の部署をマネジメントしてきました。
分野は違っても部下が上司に求めていることに共通点がありました。
この記事では、分野の違う複数の部署をマネジメントしてきた私が感じた、部下が上司に求めている”たった3つのこと”をご紹介します。
この記事を読むと、
- 部下に信頼されていない気がする
- マネジメントがうまくいっていないと感じている
- チームがまとまらない
と感じているリーダー以上の方の参考にしていただけます。
【目次】
【たったこれだけ】部下が上司に求めていること3つのこと
【1】明確な指示を出してほしい
【2】最終決裁を出してほしい
【3】納得のいく評価をしてほしい
【1】明確な指示を出してほしい
曖昧でまとまりのない指示で人は動きません。
「最終的にどうなっていることがベストか」を決め、そのベストを達成するには「今何をすべきなのか」を逆算して指示を出すことが大切です。
どうやって出せばいいかわからない場合は、「初めに〇〇をして、その次〇〇、その次〇〇をしてください」と時系列に沿って伝えるとわかりやすいです。
また、部下の質問に対して感想を言う上司も部下にとって回答になっていません。「~だと思う」など感想的な表現をするのではなく、「~だ」と言い切りましょう。

曖昧でまとまりのない指示で人は動かないのではなく「動けない」が正しいかもしれません。チームがまとまらない、自分の言うことを聞いてくれないと悩んでいる方は、まず自分の指示が明確でまとまりのあるものか見直してみましょう。
【2】最終決裁を出してほしい
部下の差し出した案の採否をスピードをもって決めることです。
決裁を出してくれない、そのスピードが遅い上司に部下はついてきません。
決裁事項は毎日あり、自分自身もわからず判断に迷うことがあります。それでもとにかく判断します。そしてその判断のスピードも大切です。
すべての業務の中で最優先する意識を持ち、わからない場合も率先して行動している姿を見せましょう。

そもそも部下は自分で決裁を出したくても出せない立場にあります。上司が早く決裁を出さないと部下の仕事が止まってしまうことを理解しましょう。
【3】納得のいく評価をしてほしい
みんな日々精一杯仕事をしています。(それができていない人は論外なので除きます)
なので、自分自身の評価と上司の評価にギャップがあったら不満を抱きます。そしてその評価にした理由を聞かれたときに、的を得てない回答だったら不信感さえ抱きます。
そうならないためにも、初めにしっかりとした目標設定をしておきましょう。その結果、評価する側とされる側のギャップが減り、評価がスムーズに進みます。

目標を設定をするときは、達成する内容ではなく、「達成するための内容を具体化した指標」を設定するとわかりやすいです。また設定する指標は高すぎても低すぎてもいけません。挑戦したら達成できる現実的な指標にすることが大切です。
いかがでしたでしょうか。
この記事が、「みんなに認められる上司」になるための思考の参考になれば嬉しいです。
【まとめ】
【たったこれだけ】部下が上司に求めていること3つのこと
【1】明確な指示を出してほしい
⇒曖昧でまとまりのない指示では部下は動けない
【2】最終決裁を出してほしい
⇒判断に迷うことがあってもとにかく判断しないと部下の仕事が止まる
【3】納得のいく評価をしてほしい
⇒評価する側とされる側のギャップを減らすために初めにしっかりとした目標設定をする
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