管理職につくと、
- 仕事が増える
- 立場、数字、成果に対するプレッシャーに押しつぶされそうになる
- 責任が重い
- 部下のミスに振り回される
という辛さを感じることも事実ですが、その辛さ以上に良かったことがたくさんあります。
私は23歳のときにリーダーに昇進し26歳で管理職につきました。
この記事では、現在人事マネージャーの私が、20代で管理職について良かったことベスト4をご紹介します。
この記事を読むと、今後のキャリアに悩んでいる方、転職をしてキャリアアップを目指している方の参考にしていただけます。
結論から言うと、管理職につくことはデメリットよりメリットのほうが大きいです。
【目次】
20代で管理職について良かったこと【ベスト4】
【1】自分の裁量でできる仕事が増える
【2】プレイヤーではなかったやりがいが増える
【3】年収がUPする
【4】経験が財産になり転職が有利
【1】自分の裁量でできる仕事が増える
- 決裁者=自分なので、仕事のスピードが上がる
- たくさんのことに挑戦できる
- 自分の意志で物事を決定できる
- 合理的に仕事ができる

自分の裁量で仕事を進められるからこそ不安やプレッシャーはもちろんあります。ただ「こうなりたいんだ」という最終ゴールに向けた自己実現の気持ちがあれば、なんとか乗り越えていけます。
【2】プレイヤーではなかったやりがいが増える
- 部下の成長を見ることができる
- 部下から信頼される
- 自分の信者が増える
- チームで成果を上げられたときは個人の成果よりも嬉しい
- チームのルールを作ることができる
- 自分が思い描いている理想の未来(チーム層)を形にできる
- チーム、会社への貢献を強く実感できる

プレイヤー時代は「一匹狼」と呼ばれていた私。部下どころか人間にも興味がありませんでしたが、管理職になるとそうはいきません。そんな私でも部下を持つと「この子たちの人生は私が背負っているんだ」と思うようになっていきました。そうなると部下が感じているやりがいが私のやりがいになり、部下の人数分のやりがいを毎日感じられるようになります。
【3】年収がUPする
厚生労働省が発表した、令和3年の役職別にみた賃金は以下の通りです。

この統計結果をまとめると、男女ともに非役職者から係長級に昇進で年収が約100万円UP、部長級で年収が2倍になります。


年収が上がるとモチベーションがあがります。また部下のミスをカバーしたり、目標達成に向けてフォローしているときに謝罪をしてくる部下がいますが、私はそのためにみんなよりも高い年収をいただいてココに存在しているんだとプラスに捉えることもできます。
【4】経験が財産になり転職が有利
- 自然とマネジメント力、コミュニケーション能力がUPする
- 自分自身の成長を実感できる
- 20代で管理職についているということ自体が貴重

人事部採用チームに7年いて1万人以上の履歴書を見てきましたが、20代で管理職の経歴がある人は滅多にいません。また20代でリーダー以上のポジションの求人に応募してくる人も少ないです。面接官目線でいうとそれだけで「会ってみたい」と思います。
いかがでしたでしょうか。
この記事が、今後のキャリアに悩んでいる方や転職してキャリアアップを目指している方の後押しになれば嬉しいです。
【まとめ】
20代で管理職について良かったこと【ベスト4】
【1】自分の裁量でできる仕事が増える
【2】プレイヤーではなかったやりがいが増える
【3】年収がUPする
【4】経験が財産になり転職が有利
⇒20代で管理職につくことはデメリットよりメリットのほうが圧倒的に大きい
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