■リーダーに昇進したけど、これからどうすればいいかわからない
■みんなに認められる上司でいたい
■リーダーとして心掛けるべきことは・・・・?
昇進したということは、今まで培ってきた”何か”が会社に認められたということです。

おめでとうございます!!!!
とはいえ、リーダーとしては初心者。
自分をリーダーに任命した会社の目的を履き違えてしまうと、チームが崩れ始めます。
私は高卒で、社会人6年目の23歳のときにリーダーに昇進しました。
当時、会社に同じようなロールモデルがおらず「リーダー 心得」とネットで調べたり、本を読みあさりましたが、それを書いている人は40代以上の人ばかり。内容もイマイチよくわからず、すぐ実践できそうなことがありませんでした。
この記事では、現在29歳で人事部のマネージャーをしている私が、当時の自分や同じ境遇にいる人たちへ絶対に伝えておきたいリーダーとしての心得を3つご紹介します。
【目次】
【はじめの一歩】”リーダー”の心得3選
【1】「上」に立つのではなく「前」に進む
【2】私情を挟まない
【3】強制力を発揮する
【1】「上」に立つのではなく「前」に進む
リーダーになると、「自分は皆よりも上なんだ」と勘違いをする人がいますが、そのような考えは今すぐにやめてください。
リーダーとは、皆の「上」に立つ人ではなく「前」に進む人です。
具体的に、以下3つのイメージです。
✖ 皆の「上」に立って行動する
〇 「前(先)」に進んで皆を導く
✖ 「上」から命令して強制的にやらせる
〇 「先頭」に立って明確な指示を出す
✖ 「上」の私に「下」はついてきて!
〇 「前」を見ている私に、「後」からついてきて!
恐らく、あなたがリーダーに昇進したのは誰よりも「〇」ができているからです。それなのに、「リーダー」の意味を履き違えてしまい「✖」の行動をしようとしていませんか?
誰よりも先々を見据え「前」に立って行動することで、自然とメンバーも「後ろからついていきたい!」と思うようになるでしょう。

このマインドでいると、「リーダーになって荷が重い・・・」という気持ちもなくなりました。なぜなら、すでにやっていること、もしくは今すぐに実行できることだからです。
【2】私情を挟まない
その日の機嫌や好き嫌いで、指示の内容や態度が変わってしまうリーダーのもとで働きたいと思う部下は1人もいません。モチベーションもどんどん下がっていきます。
そうなると、チーム全体の成長も止まり自分の首を絞めてしまいます。
リーダーになりたての頃は不安も多く、「自分を見てほしい」「話を聞いてほしい」「誰かに褒めてほしい」といった「他から認められたい」気持ちから、個人的に好きな部下の扱いだけを変えてしまう人もおりますが、好き・嫌いで人を判断をするのは絶対にやめましょう。
また、立場・数字・成果などプレッシャーに押しつぶされそうになるときや、何もかもうまくいかないときもあります。そういった自分の思い通りにならないときに、必要以上に部下を叱ったり不機嫌な態度をとることも絶対にやめましょう。

客観的にみて特に女性リーダーは私情を挟んでしまう人が多い印象です。公私混同しないように意識しましょう。(私も女性なので十分に気をつけています)
【3】強制力を発揮する
強制力とは、お互いがwin-winになるように導くことです。
どういうことかというと、
仕事をしていく上で社外・社内問わず、誰かを巻き込まないと進まない業務もあります。それがうまくいかない部下がいるときは、「これをすることによるメリット」を相手に伝えきれていないことが多いです。
「なぜ部下は相手にこれを依頼しているのか」「それをすることによって、相手は何がメリットなのか」をリーダー目線で整理し、最終的に双方が良い思いをする対応策を導き出します。
誰よりも先々を見据え「前」に立って行動しているリーダーだからこそ強制力を発揮しやすいです。

よく「調整力が大事」という話も聞きますが、調整だけではただの仲介人でリーダーである必要はないと思ってます。強制力とは「調整+お互いがwin-winになること」と考えています。
【まとめ】
【はじめの一歩】”リーダー”の心得3選
【1】「上」に立つのではなく「前」に進む
⇒「前」に立って行動することで「後」からついてくる
【2】私情を挾まない
⇒好き・嫌い、必要以上に部下を叱ったり不機嫌な態度をとることはしない
【3】強制力を発揮する
⇒お互いがwin-winになるように導く
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